小林史佳さん
  1997年度理工学部卒業。                   
  新潟高橋竹山会津軽三味線演奏家。
  芸名「高橋竹秀」として活動中の他、
  現在は三味線プレイヤー小林史佳として
  本名でも活躍中です。

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[2011年コンサート]

  小林史佳コンサートを聞いて         渡邊(’91営卒)

  小林さんのコンサート、無事盛況に終わりました。
  当日券販売は無し、500席以上の音文ホール席はほとんど埋まっていました。
  彼の演奏もますます魂を揺さぶるものになり、凄味が増したように思います。

  観客席に降りて、インドに行ったことがあるお客さんにインタビューしたり、
  演奏以外でもお客を楽しませる工夫もありました。
  来年の新春コンサートの日程も決まっており、1月21日(土)りゅーとぴあ
  コンサートホールで、新曲を引っ提げてのスーパーセッションライブだそうです。
  今から楽しみですね。

  最近の小林さんの活躍ぶりをみると、全国大会にお願いするのであれば
  早めに正式オファーを出した方が良いかもしれません。
  そう感じさせる盛り上がりぶりでした。

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  「撥からの挑戦」と銘打ったコンサートは昨年で終え、今年は「音の風」と
  銘打ったコンサートです。
  「東へ西へ吹き渡る日本の音」を奏でる、小林史佳の新しい道を示します。

  場所 : 新潟市音楽文化会館 ホール
  日時 : 平成23年1月16日(日) 午後1:00開演(開場は30分前)
  料金 : 前売券3,000円(当日券3,500円) 全席自由

[2010年春、NHK朝の随想]
  210年4月より6ヶ月間、小林さんがNHK新潟放送局のラジオ番組「朝の随想」
  登場いたします。最近の新潟県では、上原さん小島さんに引き続き3人目です。
[2010年コンサート]
  今回は最終章にふさわしい素晴らしいコンサートでした。

  前半は、最初の三味線大合奏から始まり、津軽三味線竹山会高橋竹秀としての集大成。
  後半は、三味線プレイヤー小林史佳として弦楽四重奏とのコラボレーション。
  小林さんの過去/現在/未来をそれぞれ映し出し暗示させるものでした。
  「撥からの挑戦」シリーズは今回で終了しましたが、彼はこれからどこへ行くのだろう、
  次回からは一体どういうシリーズが始まるのだろう。
  つい、彼の、そして三味線という楽器の未来の可能性に思いをはせてしまいました。
  そして、アンコールの際の小林さんの涙あふれるトークに思わずもらい泣きしてしまった
  のでした。

  下の写真は、コンサート終了後、同日夕方に行われた新潟県校友会役員会に駆けつけ、
  皆さんに挨拶していただいた小林さんです。

   

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  「撥からの挑戦」と銘打ったコンサート。
  今年は、いよいよ最終章。「そして、新しい旅へ...」と銘打ったコンサート。
  第1部は、高橋竹山の撥を継ぐ「音の遺伝子」が、第2部は弦楽四重奏との
  コラボレーションコンサートです。

  場所 : りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館) コンサートホール
  日時 : 平成22年1月23日(土) 午後2:00開演(開場は45分前)
  料金 : 前売券3,000円(当日券3,500円) 全席自由

  詳細は下記画像を参照してください。

2009年11月19日(木)
  南魚沼自殺予防フォーラムにて講演


  場所:南魚沼市浦佐 コミュニティーホールさわらび  時間:13:00〜16:00
  魚沼地域振興局健康福祉部にお勤めの校友小堀英子さん('90産社)がお手伝いしています。

  ->パンフレット表    ->パンフレット裏

[2009年コンサート]
  ますます上手くなる小林さんの三味線だけでなく、今回は柴田氏の津軽民謡と石川氏の
  津軽手踊りの競演です。柴田氏の声量に圧倒された後、石川氏の手踊りには驚きました。
  その艶やかさもさることながら、踊りというよりエアロビクスばりの運動量。女性の一見
  華奢なあの体の、一体どこからあの力が出てくるのだろう。津軽の原点の力強さを感じた
  次第です。小林さんのこの企画「音の意伝子」はこれから、どんな発展を遂げるのか、
  ますます楽しみです。

  演奏会のあと、りゅうとぴあ練習室にて女性部会が開催され、小林さんの楽屋訪問を
  行いました。 -> 楽屋の写真はこちらから。

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  「撥からの挑戦」と銘打ったコンサートの第三弾。
  今年は、「弾−唄−踊 ニッポンの三位一体」と銘打ったコンサート。
  津軽民謡の原点、音の意伝子(DNA)を継ぐ として、津軽民謡の柴田義政氏、津軽
  手踊りの石川義純氏等との共演、コラボレーションコンサートです。

  場所 : りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館) 能楽堂
  日時 : 平成21年1月24日(土) 午後1:00 午後6:00 開演(開場は45分前)
  料金 : 前売券3,000円(当日券3,500円) 全席自由

  詳細は下記画像を参照してください。

[2008年]
  昨年に引き続き「撥からの挑戦」と銘打ったコンサートの第二弾。
  津軽民謡の原点、音の意伝子を継ぐ として、竹山流津軽三味線と雲竹流津軽民謡の夢の
  共演、コラボレーションコンサートです。

  場所 : りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館) 能楽堂
  日時 : 平成20年1月20日(日) 午後1:00 午後7:00 開演(開場は45分前)
  料金 : 前売券3,000円(当日券3,500円) 全席自由

  詳細は下記画像を参照してください。

[2007年コンサートの様子

「撥からの挑戦!」小林史佳コンサートを聞いて         杉崎(92’文卒)

 見終えて、まずの感想としては「うまくなったなあ!」
プロの演奏家に大変失礼とも思うが、本当に上手になった。演奏はもちろんだが、ステージの魅せ方、MC(ステージ上でのおしゃべり)も、すっかり板について、津軽三味線アーティスト「小林史佳」の実力と可能性をみせつけた舞台だった。後日談だが、日舞を習っている娘の稽古場へ行ったら、ほとんどの人が彼の舞台を見ていた。お稽古に来ている方は、料亭のおかみさんや踊りの名取りの皆さんで、三味線にも精通している人ばかりだが、口々に「小林さんはほんにお上手になりなって」と誉めていたので、「うまくなった」と感じた私の感想も間違ってはいないのだろう。
 今回のステージで観客を魅了したのは、なんといっても弦楽4重奏+パーカッションとの競演!
パーカッションの和田啓さんの編曲は、津軽の名曲をなんともさわやかな、それでいて気品に満ちた曲へと仕上げていた。三味線1丁で聞くときには、吹きすさぶ吹雪や日本海の荒波など、どちらかといえば哀愁を強く感じる曲も、中世のホールで聞く室内楽のようなきらきらした音を含んで、コンサートホールに響き渡った。
 圧巻はこの競演のために作曲された「ダブルスコープ」。万華鏡のように音が開いてはまわり、はじけ、うねる。その中心に津軽三味線をリードギターのように操る小林さんがいて、音をまとめている。レンズを通った光が、一点に集中するような凝縮感。そして和田さんの操るふしぎに懐かしい感じの打楽器の音が風のように舞う。この曲でステージは最高の盛り上がりを見せた。大きく鳴り響く拍手。観客とステージの一体感は、これまでのステージとは違う何かがあった。しかしながら、この大曲を終えてから、彼はスタンダードな津軽の曲を2曲、そして自身の曲である「即興曲」を演奏したのだ。最後はしっかり、「津軽三味線奏者 小林史佳」だった。
 津軽三味線に限らず、伝統的な和楽器による古典は、聞く側に緊張を強いる。演奏がよくわからないと「自分の教養が足りない」と恥じたりする。私もその一人で、「勉強してからこないと、うまいのかどうかわからない」と思う部分があった。しかし、小林さんは今回の講演でまさに「プロ奏者」になった気がした。伝統芸能の奥深さも、津軽三味線のバックボーンもわからなくても、聞くだけで楽しめる。コンサートはコンクールではないのだから、お金を払って見にくる「お客様」が楽しめることが最重要だ。この演奏会、私はとても楽しかった。そして、私の9歳の娘もとても楽しんでいた。
 今後も彼の活躍が楽しみだ。
     
コンサート終了後のCD販売とサイン会   サインしてもらったCD
[2007年]
 昨年10月にリリースされた3枚目のアルバム「Ballade」は弦楽四重奏とのコラボレーションが聞き所です。このCDの発売記念として東京・新潟で開かれるコンサートです。

  「撥からの挑戦」と題しコンサートホールでの演奏会です。

  場所 : りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館)コンサートホール
  日時 : 平成19年1月21日(日) 午後2:00開演
  料金 : 前売券2,500円(当日券3,000円) 全席自由

  詳細は下記画像を参照してください。


[2006年コンサートの様子
満員の観客から惜しみない拍手
    
   りゅーとぴあ能楽堂で小林史佳ライブ             和田(78'法卒)

 津軽三味線奏者として活躍する小林史佳さんのソロコンサートが、1月28日、新潟市のりゅーとぴあ能楽堂で開かれた。会場一杯に満員の観客を集め、当日券がなかったほどの盛況ぶりだった。
演奏は、能楽堂という空間に合わせ、中正面(斜め)を向いて座る形で行われた。第1部は「津軽よされ節」「三味線じょんから」「津軽小原節」「津軽あいや節」「津軽じょんから新節」。唄や他の楽器を交えず三味線だけで、繊細でダイナミックな津軽三味線の世界を小林流に弾ききった。第2部は「十三の砂山」「秋田荷方節」「津軽音頭「じょんから中節」と自作の「即興曲」。曲調の異なる難曲を、時に激しくあるいは哀愁を込めた撥さばきで、丁寧に聞かせてくれた。
高度なテクニックと磨かれた感性がほとばしるような舞台に、観客から惜しみない拍手が送られ、アンコールが鳴り止まなかった。秋には、東京で初の演奏会を予定している。
[2006年]
  昨年コンサートホールでの1000人規模のコンサートを成功させ、今年はじっくり聴いてもらおうと、
  「古典曲〜現代曲で綴る津軽の調べ」と題して能楽堂でのコンサートを企画しました。

  場所 : りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館)能楽堂
  日時 : 平成18年1月21日(土) 午後1:00   午後7:00
  料金 : 前売券3,000円(当日券3,500円) 全席指定(定員370名)

  詳細は下記画像を参照してください。


[2005年]
  この度、「弾き三味線」の単独生演奏を1000人規模のクラシックコンサートホール
  にて実演するという全国でもあまり例のないコンサートを行う。

  場所 : りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館)コンサートホール
  日時 : 平成17年1月23日(日) 13:00
  料金 : 前売券2,000円(当日券2,500円) 中学生以下半額、全席自由

  詳細は下記画像を参照してください。